霜烈属性とは
ダメージおよびバフ効果の計算において、霜烈属性は氷属性と同等にみなされる。霜烈属性ダメージを与えると、霜烈属性の状態異常蓄積値を蓄積させ、これにより[凍結]効果が発動し、[霜烈]効果を付与する。
[凍結]効果は一定時間、ターゲットを行動不能にする。
[砕氷]効果は、[凍結]効果終了時に発動し、敵の行動を中断させたうえで氷属性ダメージを与える。
[霜寒]効果は一定時間、ターゲットが受ける会心ダメージをアップさせる。
星見雅の能力
星見雅が特殊スキルなどのスキルを発動して敵に霜烈属性ダメージを与えた時、ターゲットに「氷焔」を付与する。「氷焔」を付与された敵に霜烈属性の状態異常蓄積値を蓄積させると、霜烈属性の状態異常蓄積効率が星見雅の会心率を基にアップする。
星見雅が霜烈属性の状態異常蓄積値を蓄積させると、霜烈属性専用の状態異常ゲージが溜まる。それによる「凍結」もしくは「砕氷」、および「霜寒」効果は氷属性を含む別属性の状態異常効果とともに「混沌」を発動させることが可能。
星見雅が「氷焔」を付与された敵に霜烈属性の状態異常蓄積値を最大まで蓄積させると、「霜寒」効果を与える。その際、「氷焔」が打ち消され「霜灼・破」が発動する。「霜灼・破」が発動すると、ターゲットに対して霜烈属性ダメージを大量に与えると同時に、ターゲットを「霜灼」状態にする。
「霜灼」状態に敵に対し、チーム全体による状態異常蓄積値がアップするが、今回の「霜灼」状態が終了するまで該当ターゲットに再び「氷焔」を付与することはできない。
「霜灼」状態は、今回の「霜寒」効果と共に終了する。
上記状態継続中、敵に再び状態異常効果を与えると、「霜寒」が上書きされると共に、「霜灼」が打ち消される。

「霜灼・破」発動時、または強化特殊スキル/終結スキル発動時、星見雅が「落霜」を獲得する。
「落霜」が2pt以上の時に を長押しすると、星見雅が「霜月の構え」を取り、チャージ状態に入る。1段階分のチャージで「落霜」を2pt消費する。チャージ段階は最大で3段階まで上がる。
「落霜」が尽きた時、または を離した時、星見雅は刀を抜き、現在のチャージ段階に応じて前方に強力な斬撃を放ち、霜烈属性ダメージを大量に与え、その後「霜月の構え」を解く。


装備
雅は「霜烈」という新しい属性を持つ。霜烈ダメージは氷属性ダメージアップや敵の氷属性耐性ダウンなどの影響を受けるため、基本的には氷属性と同等と考えてよい。ただし、霜烈は氷とは異なる特別な状態異常を発生させる。
雅は異常エージェントだが、強攻寄りの性質も濃く、ほかの(通常の)異常エージェントとは考え方を区別する必要がある。
ほかの異常エージェントは異常マスタリー、異常掌握、攻撃力%でダメージを伸ばしていくのが王道である一方で、雅はコアパッシブにより霜烈の状態異常蓄積効率が会心率に比例し(上限は会心率80%)、さらに「霜灼・破」のダメージは攻撃力参照なので(異常マスタリーには比例しない)、会心率の優先度がきわめて高く、次いで攻撃力も重要といえる。
異常マスタリーについては、[凍結]と[砕氷]のダメージを増加させることができるものの、雅においては主なダメージソースではないので優先度は低い。
会心率については、素で80%を目指してもよいし、ディスクドライバ「折枝の刀歌」4セット効果に+12%があるため、素の状態で68%以上を目指すという方法がある。

2セット:会心ダメージ16%
4セット:異常掌握が115pt以上の時、装備者の会心ダメージ+30%。任意のメンバーが敵に[凍結]効果を付与した時、または[砕氷]効果を発動した時、装備者の会心率+12%、継続時間15秒。
異常掌握については、雅は素の状態で116ptあるため折枝の刀歌の条件を何も意識せずともクリアできる。
ディスク
![]() 折枝の刀歌 4セット | ![]() ウッドペッカー・エレクトロ 2セット |
4 | 会心率 ※なくても80%に達するようになった場合は会心ダメージや攻撃力もアリ |
5 | 氷属性ダメージ ※リナと組む場合は貫通率もアリ |
6 | 攻撃力% 異常掌握 |
参考:12/21時点のプレイヤー使用率

雅の運用における異常掌握の利用用途としては主に混沌発生を増やすことであり、他の属性のエージェントと組む時、特に月城柳のようなエージェントと組むことが多い場合に有力候補になる。
異常掌握によって「霜灼」が多少回りやすくなり、それによって発生するチーム全体の状態異常蓄積値アップ効果で柳の混沌が回りやすくなることでダメージが増加すると同時に雅への落霜2ptを供給するため、相乗効果が大きくなることが期待できる(通常混沌+柳の特殊混沌がそれぞれ発動する点もブーストになる)。
なおこのほか、場合により凍結が多少回りやすくなるなどの理由で掌握を選ぶのもアリ。
試しに掌握116と、掌握30%ディスクをつけた状態(150)でどれくらい状態異常の進行に違いがあるか検証してみた。
同時に戦闘開始してから通常攻撃のみをボスに当て続けたところ、当然ながら掌握150が先に状態異常を発生させたが、その瞬間、掌握116のほうは敵の異常ゲージが9割ほどで、状態異常の発生まで約3秒の差があった。これが全てではないが、このような違いをどう見るかでディスク選びの判断が変わってくる。

音動機
![]() ![]() | 雅のモチーフ音動機であり、彼女の力を最大限引き出せる音動機。他の音動機との間には大きなダメージ差が出る。メインステータスに会心率があり、コアパッシブの前提条件を満たすのに役立つ。 |
![]() ![]() | グレースのモチーフ音動機。「あられ落つ星殿」を所持していない場合の次善策として、貫通率と攻撃力を高めることができる。雅にとって最も重要な会心率を高めることができないのが惜しい。 |
![]() ![]() ![]() | エリーファンド(シーズンパス系の課金)で入手できる音動機。攻撃力とダメージが伸びる良質な装備で、条件も敵が状態異常であることなので雅なら意識せず運用できる。 |
![]() ![]() | ホビーショップ購入できるため無課金で入手可能。 雅にとって異常マスタリーはそれほど恩恵がないと考えらえるが、メインステータスに攻撃力アップがあるため悪くはない。上位の音動機を入手するまでの繋ぎに。 |
![]() ![]() | 上記いずれも持っていない場合の最後の手段。エネルギー消費ごとに攻撃力が上がるので消費量が多いパイパーなどとの相性は良いものの、雅との相性は特に良くはない。リップグロスか双生までの繋ぎに。 |
星見雅のプレイング
基本的には、以下のような流れを繰り返すイメージになるかと思われる。
- 通常攻撃3段目以降や特殊スキルで敵に「氷焔」を付与
- 攻撃を続けて状態異常蓄積値を最大まで溜めて「霜寒」を発生させる(「氷焔」が打ち消されて「霜灼・破」ダメージ+「霜灼」状態が発生)
- チーム全体による状態異常蓄積値がアップするので控えメンバーに交代してバフ・デバフ・ブレイク・混沌を発生させるなどする
- 雅に交代し、落霜が6pt溜まっているなら
長押しで「霜月の構え」3段チャージで攻撃、強化特殊スキルや終結スキルでダメージを与えつつ落霜を溜める
落霜が6pt未満であれば強化特殊スキルや終結スキルで6ptに調整し「霜月の構え」で攻撃する
主力の「霜月の構え」はフルチャージのダメージが非常に高いため中途半端なゲージではあまり使用するべきではないが、発動時の無敵を活かして緊急回避として使うなどもあり得る。
落霜の溜め方
スキル | 獲得する落霜 |
---|---|
霜灼発生 | 1pt |
![]() | 2pt |
混沌発生 | 2pt |
終結スキル | 3pt |
パーティ構成
まずコアスキルの条件に対ホロウ6課メンバーまたは支援エージェントのいずれかが必要。
両方の条件を満たす選択肢は蒼角(両方満たすことによる追加ボーナスはないが..)。
残りの1枠について考える場合、シーザーが最適で、そのほかはSランクならリナやライト、Aランクならルーシー、セスなどが挙げられる。
残りの枠は、柳とバーニスが最有力候補として挙げられる。
場合によってはライカンも。
サンプルパーティ1



雅が落霜を獲得するためには混沌の発生が必要なため、混沌を主軸に戦う柳との相性は抜群。
柳自体の火力も高いためダブルアタッカーのように雅と入れ替わりながらダメージを積み上げることができる。
シーザーは強力なシールドと共に攻撃力シナジーを提供するため攻守を同時に強化することができる。また、この構成でシーザーが表で長時間戦うことはあまり無いはずだが、登場する際のパリィ支援に加えて特殊スキルによってブレイク蓄積も多少は狙える。
無駄が少ない理想的なパーティーの一つ。
サンプルパーティ2



こちらも基本的には雅⇔柳のローテーションによるダブルアタッカーの動きは同じだが、サポート役の蒼角が氷属性ダメージバフ(+4凸効果による氷属性耐性デバフ)、攻撃力アップを提供する構成。
雅から柳の流れで混沌による落霜が6ptに達し(あるいは4ptに達し)、蒼角がクイック支援を発動して上記のシナジーを雅に引き継ぐ、そして雅が「霜月の構え」フルチャージ(4ptの場合は強化特殊スキルを挟んで6ptにしてから)を敵に浴びせる、というローテーションが想定される。
サンプルパーティ3



雅を中心として、ライトとルーシーがサポートする構成。
ライトはパッシブによって会心ダメージアップと氷属性ダメージアップを提供しブレイク値の蓄積も強い。ルーシーは攻撃力アップを提供する。これらはいずれも雅に大きな恩恵があるためシナジーの無駄は少ない。