ダメージを伸ばすための基礎知識

主にゼンゼロ初心者向けのガイドです。

レベル上げによるダメージ変化

ゼンゼロではキャラクターのレベルを上げるだけで、ダメージが増加します。
さらに、下記の検証結果のように、レベルアップによる攻撃力の増加分はダメージの増加分に比べて圧倒的に低いことが分かります。つまり、ゼンゼロにおけるダメージはキャラクターのレベルに対応する何らかの係数が実際のダメージ計算に影響しています。

このことから、メインアタッカーとして運用したいキャラクターは優先的にレベルを最大まで上げたほうがよいことが分かります。

参考画像

Lv.1/10クレタでLv.10/70デュラハンを攻撃した時のダメージ比較。
ディスクや音動機は装備せず、スキルも一切上げていない。攻撃方法はすべてダッシュ攻撃で統一。

Lv.1クレタでLv.10デュラハンを攻撃した時のダメージが、クレタのレベルをLv.10に上げただけで最大値11から最大値23と約2倍に増加している。
Lv.70デュラハンを攻撃した場合も同様に、最大値2から最大値5と、こちらも約2倍に増加している。

攻撃力だけで見れば106→161と52%ほどしか伸びていないにもかかわらず、200%を超えるダメージ増加率を見せていることから、キャラクターレベルによるダメージの伸びが大きく、その要因として攻撃力以外にもダメージを増加させる係数が存在することが分かる。

撃破、支援キャラクターの場合

敵へのブレイク値の蓄積を主に担当する「撃破」キャラクターや、味方へのバフなどを主に担当する「支援」キャラクターにおいては、レベルアップによるダメージへの恩恵はアタッカーに比べて相対的に小さくなるため、レベルはせいぜい40~50ほどを目安に上げ(最大レベル60の環境下)、そのあとはスキルや音動機、ディスクドライバなど別のところに投資するという選択肢を取る場合もあるでしょう。

参考までに、レベル50から60に上げるには45万経験値が必要で、これに相当するレベルアップアイテム「調査員の記録」を獲得するには、模擬実戦を3日分ほどこなす必要があります。

レベルアップ素材を獲得するための「模擬実戦」

敵のブレイクゲージを蓄積する能力は「衝撃力」ステータスなどによって決定されますが、衝撃力の数値はキャラクターのレベルアップによって増加せず、検証した限りではレベルアップだけでは実際のブレイク値の蓄積量は変わりませんでした。

ブレイク蓄積を伸ばすためにはスキル、コアスキルのレベルアップや音動機、ディスクドライバによって「衝撃力」や「ブレイク倍率」を上昇させる必要があるため、撃破キャラクターに関してはキャラクターレベルよりもそれらに優先的に投資した方がよい場合が多いです。

「支援」キャラクターにおいては、蒼角やルーシーのようにスキルの効果が攻撃力ベースで計算される場合があるため、ある程度はキャラクターレベルを上げても良さそうですが、その場合でも無条件に上限を目指すのではなく、リソース(各種素材、ディニー)の残量など状況を見て判断した方が良いでしょう。

例えば蒼角の場合、特定条件において味方の攻撃力を蒼角本人の開幕攻撃力n%分アップする(最大1000)という効果があり、これをMAX1000まで発動させるためには攻撃力2500程度を達成する必要がありますが、装備の状況次第(音動機やドライバディスクで戦闘前攻撃力をどれだけ伸ばせているか)ではキャラクターレベル60まで上げなくても達成することは可能です。

ルーシーの場合は特殊スキルにバフがついており、スキルレベルが上昇するごとに必要な攻撃力が減少していく仕組みになっています。キャラクターレベル50で止めていても、そのレベルであげられる上限までスキルレベルを上げれば、装備次第でバフ値をMAXにすることができます。

攻撃力%バフ

“攻撃力%バフ” についても少し理解しておく必要があります。
ゼンゼロでは「攻撃力が〇%増加」のようなバフが大きく分けて2種類あります。正式名称はおそらくありませんが、①開幕攻撃力%バフ②条件つき攻撃力%バフ と仮に呼ぶことにします。

①開幕攻撃力%バフ は基本攻撃力に影響し、
②条件つき攻撃力%バフ は①開幕攻撃力%バフが乗った後の基本攻撃力に影響します。

①開幕攻撃力%バフ

名前の通り戦闘が開始された時点(=開幕)の攻撃力を表すもので、戦闘中に発動する(=条件付きの)バフが含まれていません。ゲーム内テキストでもよく「開幕攻撃力が~」と表現されています。

これには音動機の基礎ステータス、ドライブディスクのメインステータスとサブステータス、戦闘中に発動するバフ以外のセット効果が含まれています。
戦闘外でキャラクターのステータス画面を開いた際に緑色でプラスされている数値がこれに該当します。

戦闘外で緑色の数値は開幕攻撃力バフによる増加分

②条件つき攻撃力%バフ

戦闘中に特定の条件を満たしたときに発動するタイプのバフで、①開幕攻撃力%バフが適用された後の攻撃力をもとに計算されます。

ドライバディスク「ホルモン・パンク」が分かりやすい例で、2セット効果の「攻撃力+10%」は①開幕攻撃力%バフに該当するものですが、4セット効果は②条件つき攻撃力%バフに該当します。

このため、蒼角やルーシーのように「開幕攻撃力」に基づいて計算される場合においては②条件つき攻撃力%バフが意味を成さないため、ホルモン4セットが推奨されていません

アタッカーにとっては①よりも②のほうが火力増加につながりますが、②を伸ばすために①もできれば欲しいということになりますので、キャラクターレベル、スキル、音動機、ディスクすべてにおいてできるだけ高いレベル・ステータスを追求していくことになります。