トリガーのドライバディスクについては主にシャドウハーモニー4セットを軸に編成する方法と、ショックスター4セットを軸に編成する方法が挙げられるが、実際どのような違いがあるだろうか。
今回は、撃破エージェントとして最も重要なブレイク値の観点で検討してみる。
ディスク候補
![]() シャドウハーモニー 4セット | ![]() ショックスター 2セット |
![]() ショックスター 4セット | ![]() ウッドペッカー 2セット |

2セット: 『追加攻撃』と『ダッシュ攻撃』の与ダメージ+15%。
4セット: 『追加攻撃』または『ダッシュ攻撃』が敵に命中した時、与えたダメージが装備者の属性と一致している場合、バフ効果を1重獲得する、1回のスキルにおいて1回のみ発動可能。バフ効果1重につき、装備者の攻撃力+4%、会心率+4%。最大3重まで重ね掛け可能、継続時間15秒、重複して発動すると継続時間が更新される。

2セット: 会心率+8%。
4セット: 『通常攻撃』、『回避反撃』または『強化特殊スキル』が敵に命中し、なおかつ会心が出た時、それぞれ装備者にバフ効果を1重与える。バフ効果1重につき、装備者の攻撃力+9%、継続時間6秒。バフ効果の継続時間はスキルごとに計算される。

2セット: 衝撃力+6%。
4セット: 『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』、『回避反撃』がメインターゲットに与えるブレイク値+20%。
ブレイク値の試算
攻撃によって敵に与えるブレイク値は以下の式で計算する。
ブレイク値 = スキルブレイク倍率% × 衝撃力 × (1 + 衝撃力%) × (1 – ブレイク耐性) × (1 + ブレイク値%)
- スキルは、控えから追加攻撃を放つ「通常攻撃:狙撃協奏曲」、Lv.12(ブレイク倍率:54.6%*2)で計算する。
- 「衝撃力」は、トリガーの基礎ステータスである131を用いる。
- ディスクの組み合わせにかかわらず、6番ディスクは「衝撃力18%」が装着されているものとする。
- 敵ブレイク耐性は0とする。
比較するそれぞれのディスクの組み合わせで得られる効果は以下の通り。
シャドウ4セットの会心率アップについては、比較的維持しやすいため上限の12%が発動しているものとする。
念のため、シャドウ4+ウッドペッカー2の組み合わせも検討してみることにする。
- シャドウ4 + ショック2:
シャドウによって会心率アップ12%、ショックによって衝撃力6%が発動 - シャドウ4 + ウッド2:
シャドウによって会心率アップ12%、ウッドによって会心率8%が発動 - ショック4 + ウッド2:
ショックによって衝撃力6%、ブレイク値20%が発動
- 音動機については、モチーフ音動機を装備しているものと仮定し、会心率は24%、衝撃力は上限の20%(4%*3+8%)が発動しているものとする。

奪魂の瞑目
追加ステータス |
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会心率 9.6/12.48/15.36/18.24/21.12/24% |
武器効果 |
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装備者の『追加攻撃』が敵に命中し、なおかつ電気属性ダメージを与えた時、ターゲットの防御力-25%、継続時間5秒。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。効果発動時、自身が操作中のメンバーではない場合、装備者が「魂の鎖」を1重獲得し、最大3重まで重ね掛け可能、1回のスキルにおいて1回のみ発動可能。「魂の鎖」1重につき、装備者の衝撃力+4%、継続時間12秒。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。「魂の鎖」の重数が上限に達している時、装備者の衝撃力が追加で+8%。 |
結果は以下の通り。
横軸はコアスキルを考慮して、会心率が40%をいくら超えているかを示している。
縦軸は、超過した会心率に応じて、各ディスクの組み合わせによって算出されるブレイク値を示している。
つまり、火力的には同等で、ブレイク値にどれくらいの差が出るかというグラフになっている。

会心率40%ぴったり(横軸ゼロ)の場合はコアスキルによるブレイク値の増加効果が発生せず、その時点ではシャドウ4+ショック2とシャドウ4+ウッド2がほぼ同等、ショック4+ウッド2がやや低い状態だが、大きな差は無い。
会心率40%以降、コアスキルが発動して超過分の会心率が増えるごとにショック4+ウッド2の組み合わせが大きく伸び始め、およそ20%超過(合計60%)からは他の組み合わせを大きく引き離す。
やはり、ショック4セットの「ブレイク値+20%」の効果が大きい。
- 会心率~50% :シャドウ4 + ショック2、
- 会心率51~60%:シャドウ4 + ショック2 または ショック4 + ウッド2、
- 会心率61~ :ショック4 + ウッド2
という感じになりそうだ。
モチーフ音動機の会心率24%に加えディスク4番で会心率24%なのでそれだけで48%になる。また、各ディスクのサブステータス2.4%~7.2%が5か所つくとして、60%程度を超えることは現実的に可能。
よって、モチーフ音動機を持っている場合、ブレイク値の観点では、会心率60%程度を超えられるのであれば、ショック4+ウッド2の組み合わせがベスト。
という結論になる。
シャドウ4の2種類の差はほぼ変わらず推移するが、実際には会心率50%以降はウッドペッカーの8%の有無も重要になってくるのでブレイク値だけでの比較は難しくなってくる。