ゼンゼロ シーズン1の振り返り(1.1~1.4編)

ゼンレスゾーンゼロのメインストーリーを振り返ってみよう。
全編にわたり正式リリース済みの情報のみで構成されているが、初心者の方はネタバレに注意してほしい。

スポンサーリンク

特別劇場 “ネズミ色のブルース”

治安局で「山獅子組(やまじしぐみ)」という犯罪組織に関する会議の様子が描かれる。治安局は山獅子の幹部である「ジェーン・ドゥ」を利用し、組織を内側から崩壊させる「デコイ」作戦を計画する。

ジェーンは山獅子の幹部として活動しながら、犯罪行動学外部顧問(コンサルタント)として治安局に協力しているスパイであり、「デコイ」として内部情報を治安局に流している。しかし治安官セス・ローウェルが市民との人質交換で捕えられてしまうという想定外の事態に。

ジェーンは山獅子のリーダー、レイザーを説得し、セスとの決闘をアジトである「ねぐら」で行うべきだと提案する。これにより、セスの延命とアジトの発見の両方を叶えることに成功する。
決闘場に到着したジェーンはレイザーの罠にはまるが、セスと協力してレイザーを打ち倒したのであった。

主要な登場エージェント

ジェーン
セス

第4章 “ツール・ド・インフェルノ”

郊外方面に逃亡したパールマンの行方を追う主人公のもとに、ビリーから郊外の走り屋チーム「カリュドーンの子」がパールマンの情報を持っていると連絡が入る。主人公はビリーと共に郊外へ向かうが、途中でホロウに進入してしまい、エーテリアスに襲われ危機に瀕したところをカリュドーンの子に救われる。

主人公はパールマンの情報を得る代わりに、レースによって走り屋の「覇者」を決める「ツール・ド・インフェルノ」でホロウをガイドする役割を請け負う。
覇者となった走り屋チームは、走り屋連盟のリーダーとして輸送ルートの割り当てを決める権限があり、チームの利益に直結するのだという。

いよいよ「ツール・ド・インフェルノ」が始まるが、トライアンフの副リーダーであるルシウスは罠を仕掛け、ついにはリーダーのポンペイさえも裏切る。
辛うじてゴール地点に到着したカリュドーンの子の一行は、ルシウスの策略によってエーテリアス化したポンペイと戦うことになる。

帰路につく途中、無力感から過去を思い出した主人公は、旧エリー都方面の地溝帯に立ち寄る。
ここは彼らの本当の家である「ヘーリオス研究所」があった場所で、彼らの先生であり、育ての親である「カローレ・アルナ」と過ごしていたが、旧都陥落事件で瓦礫の下敷きになってしまった。
この地溝帯は、零号ホロウの暴走を止めるべく政府は式輿の塔を爆破した際にできた地形である。

当局の発表によればカローレ・アルナは零号ホロウを暴走させ旧都陥落を引き起こした大罪人と言われているが、主人公らは先生が犯人ではないと確信し、いつの日か零号ホロウ深部まで入って真実を明らかし、カローレの汚名を晴らすためにプロキシの活動をしているのである。

一方、陥落事件の被害者である母親を弔いに来た星見雅と出会い、彼女は事件の罪人と関係者をすべて捕まえることが自分の目標だと明かす。

主要な登場エージェント

シーザー
ルーシー
バーニス
ライト

キーワード

カリュドーンの子:郊外の走り屋チームの一つ。郊外の粗野な文化に相応しく外見はハードだが悪行は許さず、運送業で生計を立てている。

特別劇場 “虚ろに潜む報復劇”

HIAと対ホロウ6課の業務提携により、HIAが開発した最新VRシステムのテストが行われることとなった。これは脳を効果的に騙すことにより訓練効果を高めるバーチャルシステムであるという。

テスト終了後、システムからログアウトを試みるが、何者かによってシステムが掌握され、依然としてバーチャル世界から出られないことが判明する。

VRシステムを乗っ取った犯人を追い詰めるが、敵は月城柳だけを現実世界に戻し、他のメンバーはバーチャル空間に閉じ込めたままになってしまう。柳は再び危険を冒してバーチャル空間に戻り、星見雅の戦闘データとの戦闘にも打ち勝ち脱出することに成功する。その後、本件の犯人であるハッカー集団「千面相」は逮捕されたのであった。

主要な登場エージェント

悠真
蒼角

第5章 “星流れ、神鳴の奔るが如く”

ニコから、パールマンが意識を取り戻したという知らせを受け、主人公は再び郊外へ向かう。パールマンによると、ヴィジョンコーポレーションの事件の黒幕は、サラおよびその協力者である治安官のブリンガーだという。

ブリンガーとサラの会話では、「サクリファイスのサンプル」「信徒としての資質」「ホワイトノイズ」といったキーワードが出る。

強大な相手に立ち向かうため、ニコはコネを使って対ホロウ6課を郊外のパールマンのもとに呼び寄せるが、事件に常に特定のプロキシが関与しているという事実から、パールマンだけでなく主人公も連行しようとする。
まさにその時、不明な武装集団から6課もろとも襲撃を受ける。

攻撃から逃走を図る主人公であったが、ホロウに放り込まれてしまう。主人公を追ってきた雅と二人きりの状況になり、救援を待つしかできない状況から”プロキシ”の逮捕劇は一時休戦となるが、突如として雅の妖刀「無尾」が暴走、主人公が刀を鞘に収めることで鎮めることに成功するが、エーテル侵蝕により主人公は気絶してしまう。
雅によってホロウからの脱出は叶ったが、武装集団によってパールマンは拉致されてしまった。

その後、ビデオ屋に戻り休息していた主人公のもとに治安局の家宅捜索が入るが、フェアリーが送った救援信号により駆け付けた朱鳶と青衣によって”プロキシ”としての顔が発覚するのを免れた。
しかし、状況の説明を求める朱鳶らに対しては、正体を明かさざるを得なかった。

6課の一行はパールマンを救出するが、これはブリンガーの罠で、パールマンの逃走を幇助した容疑で一行を逮捕しようとする謀略だったのである。柳と雅の機転により、逮捕者は雅一人だけとなった。

敵の目的は雅の妖刀を暴走させることだったが、駆け付けた朱鳶と主人公のおかげで、雅は市民を攻撃せずに済み、妖刀の支配から解放されたのだった。
逃走したブリンガーを追った6課だが、ブリンガーは妖刀の力を吸収したと言い、「始まりの主」「再創」という言葉を口にし、みずから薬物により巨大な白い腕を引き連れたエーテリアスに変身する。6課がブリンガーを追い詰めるが、サラが先ほどと同様に「始まりの主」「再創」に言及しながらブリンガーに再び薬物を投与し暴走させる。

サクリファイス・ブリンガー

最期には邪兎屋、ヴィクトリア家政、白祇重工が救援に駆け付け、カリュドーンの子のシーザーがバイクで雅を連れて急行し、ホロウさえも切り裂く勢いの強力な一撃でブリンガーを両断した。

主人公は瀕死のブリンガーにカローレ・アルナの行方を尋ねる。カローレは、ブリンガーが変身したような、白い腕に連れていかれたのだという。
ブリンガーはそのまま自爆するが、主人公らは瞳が輝いた状態で無傷であった。それ見たブリンガーは「真の元凶へと至る幻に溺れるがいい」と言い放ち消滅したのだった。

爆発を無力化した主人公

主要な登場エージェント

悠真
蒼角


*本記事内で使用している『ゼンレスゾーンゼロ』のゲーム画像、キャラクター等の著作権はHoYoverseに帰属します。