橘福福(チー・フーフー)は炎属性を操る撃破特性
エージェントです。
「虎威」というパートナーと共に攻撃し、控えにいる状態でもパーティーの火力アップに大きく貢献できる特徴を持っています。
- 特徴
- ビルド
- パーティ
基本的なメカニズム
自身の攻撃や、仲間の虎威(フーウェイ)の攻撃によって「威風」ゲージが溜まります。
このゲージが半分(100Pt)以上あるときに以下の条件を満たすと、連携スキルが自動発動し、全体バフ「虎の咆哮」が発動します。
このバフは非常に強力な効果を持ち持続時間も長いため、フーフーは単なるブレイク役ではなくバッファーとして機能します。
「虎の咆哮」バフ:
会心ダメージ+20%(最低保証)+最大+30%(攻撃力依存)=最大+50%
連携・終結スキルダメージ 20%/40%増加
30秒の持続と再更新による常時発動が可能
フーフー自身にも衝撃力+50Pt効果
「虎の咆哮」発動条件:
– 威風100Pt以上の状態でフーフーが控えにいる
– 威風100Pt以上の状態でフーフー自身がダッシュ攻撃(威勢を消費して炎属性の回転攻撃になった状態)をヒットさせる
フーフーが控えにいるときは、フーウェイが自動的に敵を攻撃し、少しずつ「威風」を蓄積します。単純計算で5回で100Ptに達しますが、攻撃間隔が長いのである程度はフーフー自身が攻撃する必要もあります。
「威風」と「威勢」
- 「威風」:最大200Ptまで蓄積、連携スキルおよび「虎の咆哮」の発動条件。
- 「威勢」:最大15Pt。特定スキルで獲得、強化回転攻撃や追加演出に利用。
画面左上にあるゲージが「威風」で、中央のバーが100Ptを意味しています。
HPバー下の「王」マークは「虎の咆哮」バフ、その隣の拳マークは「威勢」ポイント残数を表しています。

威風(最大200Pt)
獲得方法
スキル・条件 | 獲得量 | 備考 |
---|---|---|
虎威の通常攻撃 | 20Pt | – |
ダッシュ攻撃後の回転状態 (炎属性時) | 25Pt | 「威勢」消費時、1回ごとに発生 |
強化特殊スキル | 80Pt | – |
終結スキル | 100Pt | – |
消費先
スキル・条件 | 消費量 | 備考 |
---|---|---|
連携スキル | 100Pt | 範囲炎属性攻撃+バフ付与 |
「虎威の威嚇」発動 | 100Pt | 非操作中、条件達成で自動で発動 |
ダッシュ攻撃 | 100Pt (自動) | 威風100Pt超過時に 自動で「虎威の威嚇」を発動 |
威勢(最大15Pt)
獲得方法
スキル・条件 | 獲得量 | 備考 |
---|---|---|
支援突撃 | 1Pt | 10秒に1回 |
強化特殊スキル | 3Pt | – |
終結スキル | 6Pt | – |
消費先
スキル・条件 | 消費量 | 備考 |
---|---|---|
回転状態 | 1Pt /回 | 炎属性ダメージへ変化 +威風25Pt獲得 |
連携スキル | 100Pt | 炎属性ダメージ 非操作時は回転状態に移行 |
パーティーでのポジション
ブレイク・バッファーとしての役割が中心となります 。
バフのかけ直しにほとんど労力がかからないため、メインアタッカーの行動を阻害せずにパーティー全体の継続的な火力アップに貢献できる点が強みです 。
また、『強攻』または『命破』タイプのキャラクターとのシナジーがあるため 、これらのエージェントをメインアタッカーとするパーティーでは、デシベル管理の観点からもより適したポジションとなります 。
基本的な戦闘フロー
控えの状態からスタート
パリィ支援→突撃支援によって登場し「威勢」を1Pt獲得
使用できる場合は強化特殊スキルや終結スキルを発動
※ブレイク蓄積および威風蓄積が目的であるため、敵がブレイクしていない時が基本
控えに戻る
頃合いを見てパリィ支援→突撃支援で登場
- 「虎の咆哮」バフを最大化するために、開幕攻撃力は最大3400を目指す
- ディスク「大山を統べる者」を使用する場合は会心率50%以上になるようにする
の2点が重要になります。
音動機
※ステータスはLv60、0凸基準
基礎攻撃力 | 713 |
攻撃力 | 30% |
装備者の『強化特殊スキル』、『連携スキル』、『終結スキル』の与えるブレイク値+28%。
『連携スキル』または『終結スキル』で炎属性ダメージを与えた時、メンバー全員の与ダメージ+10%、最大2重まで重ね掛け可能、継続時間30秒、継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。1回のスキルにおいて1回のみ発動可能、該当効果はチーム内でひとつしか有効にならない。
「虎の咆哮」バフの会心ダメージ追加効果を得るためには開幕攻撃力が少なくとも2801以上、最大で3400必要ですが、実は2.0時点で攻撃力ステータスが付いている撃破系の音動機はフーフーのモチーフ音動機のみです(他の音動機を装備している場合は、ディスクのステータスによって3000程度が現実的なラインです)。
基礎攻撃力 | 684 |
衝撃力 | 18% |
控えにいる時、装備者のエネルギー自動回復+0.6Pt/秒。『強化特殊スキル』を発動する度に、装備者の衝撃力+10%、最大2重まで重ね掛け可能、継続時間10秒。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。
フーフーの場合、短時間で強化特殊スキルを2回使用することはほとんどないため衝撃力アップ効果の最大化は期待できませんが、S級ということで基礎攻撃力がやや高く、特に意識せずとも衝撃力が18%+10%伸ばせるという点で悪くない選択肢です。
基礎攻撃力 | 594 |
エネルギー自動回復 | 50% |
エネルギー値10Ptにつき、装備者の衝撃力+2%、最大8重まで重ね掛け可能。エネルギーが消費された後でも、効果が8秒継続する。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。
エネルギー回復を加速させて強化特殊スキルのサイクルを早めつつ(「虎の咆哮」バフの維持が安定しやすい)、衝撃力もある程度伸ばすことができるということで、A級ながら堅実な選択肢といえます。
ディスク
※装着位置は自由







4セット部分は大山で決まりです。強化特殊スキルだけでなく、自動発動する連携スキルでも効果を発動することができるため戦いの中で効果を維持しやすいです。
2セット部分は、モチーフ音動機を装備している場合はショックスター、モチーフ音動機を所有していない場合や攻撃力3400を目指したい場合は2セット部分で攻撃力を伸ばせるアストラ
またはホルモン
が候補に挙がります。
大山の会心率50%要件を満たせない場合はウッドペッカーの選択肢も無くはないものの、フーフーは撃破としては珍しく初期状態の会心率が5%ではなく19.4%であるため、ディスクのサブステータスをある程度厳選すれば50%達成はそれほど困難ではないので、できれば攻撃力や衝撃力を伸ばす方がフーフーの能力を活かせるでしょう。
2セット: 攻撃の与えるブレイク値+6%
4セット: 装備者が[撃破]メンバーの場合、『強化特殊スキル』または『連携スキル』発動時、メンバー全員の会心ダメージ+15%。装備者の会心率が50%以上の場合、会心ダメージがさらに+15%、継続時間15秒、重複して発動すると継続時間が更新される。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。
2セット: 衝撃力+6%。
4セット: 『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』、『回避反撃』がメインターゲットに与えるブレイク値+20%。
ディスクステータス
攻撃力が3400近くまで達するか、会心率が50%以上になるかで判断すると良いでしょう。
5番は炎属性ダメージを装備する価値はほとんど無いでしょう。
6 | 衝撃力 |
5 | 攻撃力% |
4 | 会心率、攻撃力% |
サブステータス
会心率% 、攻撃力%>攻撃力値 |
2.0時点の最強編成の候補はやはりアストライーシェンとの組み合わせでしょう。



式輿防衛戦や危局強襲戦のように同時に複数パーティ編成するコンテンツであれば、アストラを他のパーティに回すことは十分にあり得ます。その場合は、パンインフーとの組み合わせが無難です。



なお、チーフーフーの能力は雲嶽山メンバーとの編成に限定されないため、基本的にどの強攻エージェントとも適合します。




*本記事内で使用している『ゼンレスゾーンゼロ』のゲーム画像、キャラクター等の著作権はHoYoverseに帰属します。