プルクラは、物理属性を操る撃破特性
エージェントです。
撃破でありながら控えから攻撃することができ、アタッカーの戦闘時間を稼ぐことができるのが特徴です。
- 特徴
- ビルド
- パーティ
控えからの攻撃
プルクラが強化特殊スキル、支援突撃
、連携スキル、または終結スキル
を発動した時、「猟歩」状態に入り、前のメンバーに対して「クイック支援」を発動することができます。
クイック支援で交代した後、フィールドに出ているエージェントが特殊スキルまたは強化特殊スキルを敵にヒットさせると、画面に”FIRE“の演出が現れてプルクラが控えから攻撃し、その後もフィールド上のエージェントが攻撃するたびに最大5回まで(合計6回)控えからの攻撃を続けます。
※クイック支援で交代しないと「猟歩」が消えるため注意
プルクラの能力の核となるのはこの「猟歩」で、効率的に戦闘を進めるならすぐにクイック支援で交代して下がるのが一般的なため、基本的にはほとんどフィールドに残って戦闘しません。
例)
敵の攻撃に合わせて回避支援でプルクラを出場させ、そのまま追撃の支援突撃を当てると同時にクイック支援で元のエージェントに戻します。これによりプルクラに「猟歩」6ポイントが溜まった状態になります。

続けてフィールドに出ているエージェントで特殊/強化特殊スキルをヒットさせると”FIRE”の演出が現れてプルクラが控えから攻撃し、その後は通常攻撃などにも反応してプルクラが最大5回攻撃してくれます。

また、「猟歩」状態に入ったプルクラは6秒間ブレイク値が30%アップし、撃破エージェントとしての仕事を果たすチャンスとなりますので、クイック支援でプルクラを下がらせた後はなるべく急いで”FIRE”を発動させ、その後の5発を撃ちきると良いでしょう。
「猟歩」のサイクル管理
回避支援・回避突撃で「猟歩」が発動できるのは非常に便利ですが、気を付けるべきポイントもあります。
プルクラの支援突撃はスキル名が「別料金だよ」である通り(?)、支援ポイントを1Pt消費する珍しい仕様となっており、回避支援と合わせて2Pt消費します。
支援ポイントとは、画面右下の交代マークを囲っている6Ptの黄色いゲージの事です。支援スキルを発動すると消費し、連携スキルを発動すると回復します。

よって、途中で敵がブレイクしたりして連携スキルが発動できない限りは、「猟歩」は最大3サイクルまで発動可能となります。
ちなみに、アストラの終結スキルなど、意図的に連携スキルを発動させることができるケースもあります。
支援ポイントが足りない場合や、ポイントを節約したい場合はプルクラの強化特殊スキルあるいは終結スキルで「猟歩」を発動させ、高頻度で「猟歩」を活用していくとよいでしょう。
追加攻撃ブースト
チームに「強攻」または「命破」のメンバーまたはカリュドーン陣営のメンバーがいる場合、全ユニットに「追加攻撃」の与ダメージ+30%のバフが15秒間提供されます。
そのため、「追加攻撃」判定の技で大ダメージを与えるエージェントとの相性が良いです。
ちなみにエージェントではなく「ユニット」と定義されているので、エージェントだけでなく付帯するペット的なキャラクターによる「追加攻撃」がある場合は、それもカウントされると考えられます。
「追加攻撃」は、バージョン1.6で「0号アンビー」と共に実装された戦闘概念です。
なお、プルクラを6凸すると追加攻撃以外にも適用されるようになるため非常に強力です。
パーティーでのポジション
裏撃破
控えにいる状態から敵のブレイク値を蓄積することができる、いわゆる”裏撃破”エージェントで、その筆頭としてはSランクエージェントのトリガーがいますが、プルクラはAランクでありながら大きく劣らない可能性を秘めています。
基本的な動きとしては「猟歩」を獲得して下がるだけなのでフィールド上での戦闘ノウハウはほとんど必要ありません。
基本的な戦闘フロー
アタッカーがフィールドに出ている状態で、敵の攻撃に合わせて回避支援を発動しプルクラを登場させる。
続けて突撃支援を発動し、「猟歩」を獲得、同時に発生するクイック支援で元のアタッカーに戻す。
※プルクラはブレイク値+30%状態が6秒間継続
アタッカーが特殊スキルまたは強化特殊スキルを発動してプルクラの”FIRE”を発動させる(追加攻撃1回目)。
続けて何らかの攻撃(通常攻撃などでもOK)をヒットさせるごとに、控えからプルクラが最大5回まで追加攻撃を発動してくれる。
1~4を繰り返すか、支援ポイントが不足する場合などはプルクラ自身の強化特殊スキルあるいは終結スキル
で「猟歩」を獲得し、クイック支援でアタッカーに戻して3~4を行う
音動機
※ステータスはLv60、0凸基準
基礎攻撃力 | 624 |
衝撃力 | 15% |
『追加攻撃』を発動した時、装備者の与える物理属性ダメージ+15%、与えるブレイク値+10%、継続時間10秒。
プルクラのモチーフ音動機。衝撃力とブレイク値を同時に伸ばせるため優秀。
基礎攻撃力 | 713 |
衝撃力 | 18% |
『クイック支援』または『極限支援』発動時、装備者の衝撃力+25%、継続時間8秒。装備者の『通常攻撃』が敵に命中すると、ターゲットに「衰耗」を1重付与する、最大20重まで重ね掛け可能、継続時間30秒、重複して発動すると継続時間が更新される。任意のメンバーの攻撃が敵に命中した時、ターゲットの「衰耗」1重につき、今回の攻撃による氷属性ダメージと炎属性ダメージの会心ダメージ+1.5%、該当効果はチーム内でひとつしか有効にならない。
ライトのモチーフ音動機。
プルクラの場合はあまり通常攻撃を多用しないので、実質的には衝撃力アップ効果(18%+25%)でブレイク性能を伸ばすイメージ。
ペーパーカッターを持っているなら、あえてこちらを採用する必要はないでしょう。
基礎攻撃力 | 594 |
エネルギー自動回復 | 50% |
エネルギー値10Ptにつき、装備者の衝撃力+2%、最大8重まで重ね掛け可能。エネルギーが消費された後でも、効果が8秒継続する。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。
プルクラは強化特殊スキルの使用頻度がそれほど高くなくエネルギーの消費が緩やかなので比較的スタックを維持しやすい。ペーパーカッター等が無い場合の繋ぎに。
ディスク
※装着位置は自由







プルクラを編成する場合、クイック支援を使う頻度が高くなるため「静寂のアストラ」4セットとの相性がよいです。
ただし、アストラの効果は重複しないため、他にアストラを装備するメンバーがいる可能性(たとえば、パンインフーなど)を考慮すると2.0からの新しいディスク「大山を統べる者」を選択して撃破の役割に徹しておいた方が無難でしょう。なお大山の4セットは会心率50%以上が条件である点に留意が必要です。
追加攻撃の観点では「シャドウハーモニー」も候補に挙がりますが、プルクラ自身の火力を上げたい場合に限られます。
2セットについては、ブレイク関連を伸ばせるショックスターと大山が挙げられますが、プルクラは”開幕衝撃力”を参照する能力を持っていないので、どちらでもよいでしょう。
2セット: 攻撃の与えるブレイク値+6%
4セット: 装備者が[撃破]キャラクターの場合、『強化特殊スキル』または『連携スキル』発動時、メンバー全体の会心ダメージ+15%。装備者の会心率が50%以上の場合、会心ダメージがさらに+15%。継続時間15秒。重複して発動すると継続時間が更新される。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。
2セット: 攻撃力+10%。
4セット: 任意のメンバーが『クイック支援』で出場した時、チーム全体が「天籟」を1重獲得する。最大3重まで重ね掛け可能、継続時間15秒、重複して発動すると継続時間が更新される。「天籟」1重につき、『クイック支援』で出場したメンバーの与ダメージ+8%、同じパッシブ効果は重ね掛け不可。
2セット: 衝撃力+6%。
4セット: 『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』、『回避反撃』がメインターゲットに与えるブレイク値+20%。
ディスクステータス
6 | 衝撃力 |
5 | 物理属性ダメージ/攻撃力 |
4 | 会心率/会心ダメージ/攻撃力 |
サブステータス
会心率% / 会心ダメージ%、攻撃力% |
6番の衝撃力はマストで装備したいところですが、その他のステータスは余裕が無ければいったん後回しにしても問題なく、先にアタッカーの装備を整えてからでも遅くありません。
パーティ編成でまず気を付けるべきことは、プルクラの「猟歩」によって発動するクイック支援が自身より前のエージェントとの交代であるという点です(”前クイック”と呼ばれる場合があります)。
よって、基本的にはアタッカーやフィールドにしばらく残って攻撃するエージェントの次に配置します。「支援」エージェントの次に配置することはほぼ無いでしょう。
イーシェン・パンインフーのチームに編成する場合は例外です。
パンインフーも前クイックの能力を持っており、交代したエージェントに透徹力アップのバフを提供するため、パンインフーの前には必ずイーシェンを配置する必要があります。イーシェンチームにおいてはパンインフーはメインアタッカーではありませんが、プルクラの「猟歩」の運用にさほど支障はありません。



プルクラの追加攻撃ブーストもしっかり活用できるのは0号アンビーのチームです。3枠目はシーザーでも、他の支援エージェントでもOKです。
プルクラを6凸するまでの間は(あるいはトリガーを獲得するまでは)、0号アンビーとの組み合わせがもっとも効率が良いと言えそうです。



猫又はクイック支援をヒットさせたときに6秒間 与ダメージ+60%という大幅なダメージブーストを受けるコアスキルを持っており、プルクラからの前クイックを受ける頻度が高いほど本領発揮しやすい構成になります。



*本記事内で使用している『ゼンレスゾーンゼロ』のゲーム画像、キャラクター等の著作権はHoYoverseに帰属します。