恒常S級音動機・エージェント選択ガイド

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恒常音動機

結論

  • 汎用性の観点ではブリムストーン、次いで複合コンパイラあたりが無難
  • それぞれ恒常エージェントのモチーフ音動機なので、該当するエージェントを強化したい目的ならどれでもアリ
  • すでに有力なAランク音動機を5凸できている場合は、その属性の恒常Sの優先度を下げてもよいかも

強攻

基礎攻撃力684
攻撃力30%

『通常攻撃』、『ダッシュ攻撃』または『回避反撃』が敵に命中すると、装備者の攻撃力+3.5%、最大8重まで重ね掛け可能、継続時間8秒。0.5秒に1回のみ発動可能、継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。

11号のモチーフ音動機。
比較的簡単な条件で攻撃力を最大58%増加させることができます。ヒューゴのように控えにいる時間が長い、あるいは自然な戦闘ローテーションの中でバフ蓄積がしづらいエージェントには例外的に向かないですが、ほとんどの強攻エージェントに適用できます。

基礎攻撃力684
会心率24%

物理属性ダメージ+20%。敵を背後から攻撃し、なおかつ命中した時、装備者の与ダメージ+25%。

猫又のモチーフ音動機。
会心率24%は高く評価できるものの、十分に性能を活かすには敵の背後を突く必要があるため適合するエージェントが限られます。猫又は1凸効果によりすべての攻撃が背後判定になるためよく適合します。
敵の背後に移動するスキルを持つエージェントであっても、大型の敵にはうまく機能しない場合もあり、猫又のように背後判定になるような条件が整わなければ使いどころが難しいでしょう。

撃破

基礎攻撃力684
衝撃力18%

控えにいる時、装備者のエネルギー自動回復+0.6Pt/秒。『強化特殊スキル』を発動する度に、装備者の衝撃力+10%、最大2重まで重ね掛け可能、継続時間10秒。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。


クレタのモチーフ音動機。
発動条件が「強化特殊スキル」のみであるのが惜しい。最大効果を得るには2連続で強化特殊スキルを使用する必要があるため戦い方によってロスが発生しやすい。「まな板の鯉や「貴重な石化コア」といったAランク音動機と比べても圧倒的な競争力があるとは言いにくいでしょう。

基礎攻撃力684
衝撃力18%

攻撃が敵に命中した時、『通常攻撃』による与ダメージとブレイク値+6%、最大5重まで重ね掛け可能、継続時間8秒。
1回の攻撃において、1回のみ発動可能。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。


ライカンのモチーフ音動機。
肝心のブレイク値増加効果が「通常攻撃」に限定されており、通常攻撃メインで比較的長くフィールドで戦闘するタイプのエージェントでないとハマらないため、ライカン、青衣、アンビーには向いているが、それ以外のエージェントにはほとんど有用ではありません

異常

基礎攻撃力684
貫通率24%

攻撃力+12%。『特殊スキル』または『強化特殊スキル』を発動する度に、装備者の異常マスタリー+25Pt、最大3重まで重ね掛け可能、継続時間8秒。継続時間は1重ごとに独立してカウントされる。

グレースのモチーフ音動機。
効果の持続時間が短いため、比較的多く特殊/強化特殊スキルを使用できる異常エージェントに向いています。グレースはもちろんのこと、その他は月城柳、バーニス、パイパーあたりが該当するが、リップグロスや双生の涙といったAランク音動機が高い競争力を持っており、複合コンパイラがそれらを圧倒することはほとんどないです。
複合コンパイラ自体の性能は良いほう(特に異常アタッカー)なので、手に入れば十分良い選択肢になりうるでしょう。

支援

基礎攻撃力684
貫通率24%

控えにいる時、装備者のエネルギー自動回復+0.6Pt/秒。装備者の攻撃が敵に命中した時、全ユニットのターゲットに与えるダメージ+10%、継続時間3秒。効果継続中、0.5秒ごとにこのバフ効果が追加で+1.7%、最大10.2%まで。重複して発動すると継続時間のみが更新され、ダメージアップ効果は更新されない。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。

リナのモチーフ音動機。
まず、支援エージェントで貫通率を必要とするケースは2.0現在ではリナだけなので、その他の支援エージェントにおいてはほぼ無駄となります。
バフ効果はなかなか強力ですが継続時間が3秒しかなく、最短0.5秒ごとに装備者本人の攻撃をヒットさせる必要があるため、継続的に多段ヒットするスキルを持っている必要があります。まさにリナがそれに該当しますが、他の支援エージェントでは困難。
2.0現在では、あくまでリナを強化するための音動機だと捉えてよいでしょう。

恒常エージェント

ライカン

おすすめ度:

長所

  • ブレイク倍率が150%から185%に増加し、ブレイク中のダメージを大幅にブーストできる。
  • 25%の氷耐性ダウンデバフを付与することができ、ブレイク中以外でもダメージをブーストできる。
  • 通常攻撃主体の攻撃であり、能力の構造を理解するのは簡単。

短所

  • ブレイク値を稼ぐためには通常攻撃のチャージ攻撃を適切につなげていく独特の操作が必要なため、多少の慣れが必要。能力の構造はシンプルなため一長一短な部分。
  • 状況や扱い方によるが、フィールド上で戦う時間が比較的長め。
    ※バージョン1.6で控えからブレイク値を稼げる撃破エージェント「トリガー」が実装され戦闘環境の変化がみられるため、シビアにみるなら相対的にやや見劣りする。ただし氷パーティにおいては依然として有力な候補。
    ヒューゴのように控えにいる時間が長めの強攻との組み合わせであればむしろ長所になり得る。

リナ

おすすめ度:

長所

  • 最大30%の貫通率をすべてのパーティメンバーに付与し、チーム全体のダメージを増加させる。
    1.7現在、貫通率バフを与える唯一のエージェント。
  • 状態異常「感電」の持続時間が3秒延長され、パーティメンバーの電気属性ダメージが10%増加する。電気エージェントとの相性がよい。
  • 浮遊型で、移動速度が速い。

短所

  • 貫通率バフを活かすためには、彼女が引き連れるミニキャラ「リシラ」または「アナステラ」を常にフィールドに再配置し続ける必要があるため、他エージェントの操作の合間にリナの攻撃を挟み込む意識が求められる。
  • 火力アップに寄与するものの、バージョン2.0までの戦闘環境では貫通が特に有利に働く状況がない。

11号

おすすめ度:

長所

  • 特殊なメカニズムが無く、通常攻撃メインのシンプルな戦闘サイクルで火力が出せるアタッカー。
  • 操作はシンプルながらも、打撃感と爽快感がある。

短所

  • 安定して火力を出し続けるには通常攻撃をタイミングよく押して「火力鎮圧」という炎属性ダメージを発生させる必要があるが、多少の練習や慣れが必要。
  • ゲーム初期キャラという事もあり尖った能力が無いため、メインアタッカーにしては物足りなさを感じる場合がある。

グレース

おすすめ度:

長所

  • 素早く動きながら攻撃し、アクロバティックで機動力が高い。
  • 強化特殊スキルエネルギー消費が低く、他のエージェントよりも頻繁に使えることでスピード感のある戦闘が楽しめる。

短所

  • 単体のアタッカーとしてはやや心細く、安定的に高いダメージを出せるかどうかはパーティ構成に依存しやすい。
  • グレース自体の短所ではないが、育成方法も含め状態異常や関連ステータスの仕組みを理解しておく必要があるため、初心者にとっては扱いが難しく感じられる場合がある(ただし必修項目)

クレタ

おすすめ度:

長所

  • 攻撃モーションが遅いが、フィールドで長く居座らずにパリィ反撃や強化特殊主体で運用すればそれほど使い勝手が悪いわけではない。
  • コアスキルの追加能力(同陣営/同族性との相乗効果)はブレイク時の連携スキルに限定され、重要性がそれほど高くないため様々なパーティに組み込める。

短所

  • 攻撃モーションが遅く、メンバー交代などでカバーしながら戦闘を進める必要がある。
  • ベンと一緒に編成することで強化された攻撃をすることができるが、ベンの性能は最新の戦闘環境で活かしづらくパーティの貴重な1枠を埋めてしまう点で惜しい。

猫又

おすすめ度:

長所

  • 同様に特殊なメカニズムが無く、通常攻撃メインのシンプルな戦闘で火力が出せるアタッカー。
  • 強化特殊スキルのコストが少な目で頻繁に繰り出すことができる。
  • ダッシュ攻撃は中距離までなら敵にワープするように急接近できるため機動性が高い。

短所

  • コアパッシブの火力アップを維持するには、回避反撃やクイック支援が必要なため、火力を維持するにはある程度の戦略が求められる。
  • バージョン1.7→2.0初期現在、物理弱点の強力なボスがいないため、特別に活躍できる場面が無い。